派閥とか界隈とか、好きな人は好きだね。
入ってるつもりがなくてもそう見えることもあるし、そう感じてしまうこともあるけれど。
企みは大事だけどユーモアさがないものに興味がない。
ユーモアなんてものも、その人の感性でしかないけどさ。
だから、誰のことも何にも言えないし、誰のことでもなんとでも言える。
かわいいには必ず情けなさが含まれている。
必ずとつけてしまうくらい、わたしは情けなさが好きだ。
どこからみるかで世界は全然違うから、それだけ肝に銘じたい。
慣れて来て、それでも泣きそうになる朝は「今までなんとかなってきた」がお守りになる。
なんだかんだいいつつ、今、一番リスペクトしているのは三十人を二人で受け持つ塾の施設長になった彼である。
人生はただの結果なので、わたしはやっぱりそういう半分流れに乗らざるを得なかった、みたいな人がすごく好きなのである。
彼にはいつだってケーキをあげたい。
夏期講習を乗り越えよ、青年…!