お蕎麦屋さんに行くと98%の確率でかつ丼の誘惑に勝てず、かといってかつ丼だけだとせっかく来たのにもったなくてお蕎麦とのセットを頼んでしまうんだけど(それでいて三口目くらいで満足しちゃう、けど食べる)誕生日が過ぎてからでしょうか……鳥南蛮そばで思い留まるようになり、先日とうとうざるそば単品でフィニッシュすることができました。まだまだ、何歳からでも大人になれるのだと知った
今年も終わるという12月、数年振りに外に目が向きだした気がしてる。誰かとお酒を飲みたいとか、旅行に行きたいなとか、新しい人とつながりを持ったりとか、チャレンジしたいと思っていたことをやっぱりしてみたいとか、そういうのが出てきてる。出てきてわかるけど、そういう気持ちがほんと見事に全くなかったんだなって。流れや慣れの怠惰さと負荷を減らすための一点集中さ。コロナになったり帰省したりして、自分や周りのことを考える時間ができたことも大きかったのかもしれない。元気だけどぽっかり穴が開いていた。ありきたりな言葉だけど
人生を後押しするものはやはりコミュニケーションなのか。コミュニティに所属している安心感は全人類に有効なのだろうか。
できるだけそれらを削ぎ落とそうとしていた人生だったので、結局工程を踏むことでしか一緒に進めないのかと絶望したり納得したりして割とぐるぐるしている。ひとりじゃなにもできないを右手に持って、でも、だからといって誰かと一緒じゃないとできないこともないを左手に持っている。
必要な時に必要な分だけもらったり渡したり寄り添ったりしていたい。そのために必要なコミュニケーションが実際どの程度かかるのかっていう実験中。とでも言っておこうか
人間大好きだけどできるだけ関わりたくないと思っている矛盾と、どこにも属していないと実感した時の孤独とか、いろいろだなぁって何とか生きてる。
今まであまり抱かなかった感情を今年は感じていて少しの情けなさと戸惑いがあるのです。
素直に振舞うと嫌われることもあるし好かれることもある。どんなに大事だと思っていても離れていってしまうことある。わかっていたつもりでもいざそうなると堪えるものがあって、全然まだまだだなぁってなる。
感じたことぜーんぶひっくるめて、一皮むけたねってなりたいなー